UR賃貸住宅をオススメします!
基準月収をクリアできない…
収入がURの基準月収額に満たない場合の審査を通す方法を解説します ^^
UR賃貸の条件|収入審査
UR賃貸に入居するには、収入審査をクリアする必要があります。
収入審査の条件は申込者の収入が【基準月収額】以上あることとされています。
単身入居の条件
◆ 月収:家賃×4倍以上
◆ 月収:25万円以上
※どちらか安い方の金額
基準月収額は源泉徴収票の『支払金額』を12ヶ月で割って算出します。
※賞与込の金額で計算します
世帯入居の条件
◆ 月収:家賃×4倍以上
◆ 月収:33万円以上
※どちらか安い方の金額
単身での入居と、世帯での入居の場合とで基準月収額が異なります。
一時払い|条件と審査書類
【こんな方にオススメ】
- 年金収入が基準月収額に満たない方
- 給与収入が基準月収額に満たない方
- 個人事業主で確定申告をしている方
- 現在は無職(求職中)で無収入の方
- 源泉徴収票などを見られたくない方
一時払い制度の条件
収入が基準月収額に満たない場合でも、審査の特例を利用すれば入居は可能です。その中でも一番利用しやすい制度が、一時払い制度での契約になります。
◆ 一時払い制度の条件
■契約時に家賃等の1年分を前払いする
- 家賃の1年分を前払いすると収入審査免除!
◆ その他の特記事項
■2年目以降は毎月払いに変更可能
※再度の年払いも可能
■1年未満での退去の場合、残金は返金される
※違約金等はありません
一時払い制度の審査書類
収入審査が免除になる一時払い契約では、必要書類が少ないので手続きが非常に簡単です。
◆ 必要書類
■住民票関係
・契約者及び入居者全員分
・続柄が記載されている
・発行3ヶ月以内
- 親族関係を証明出来ない場合は、戸籍謄本等も必要!
■本人確認書類+印鑑等
※以下のいずれか
・顔写真付き身分証+認印
・保険証+実印+印鑑証明書
■申込金
・敷金:家賃×2ヶ月分
・入居月の日割賃料等
・一時払い分:翌月から12ヶ月分
家賃補給|条件と審査書類
【こんな方にオススメ】
- 基準月収額には少し足りないが、収入のある親族がいる方
家賃補給制度の条件
収入が基準月収額に少しだけ足りない場合は、ご親族様等の収入証明書類を提出することにより、収入審査を通すことができます。
◆ 家賃補給制度の条件
■本人の収入が基準の1/2以上
■親族の収入が基準の1/2以上
◆ その他の特記事項
■親族がUR賃貸の契約者である場合は審査基準が異なる
■勤務先による家賃補給も可能
家賃補給制度の審査書類
補給者となる親族の収入証明書類と、補給者との親族関係を証明する書類が必要です。
◆ 必要書類
■住民票関係
※上記の通り
■本人確認書類+印鑑等
※上記の通り
■家賃補給証明書
・都市機構所定の書式
・親族の実印を押印
■印鑑登録証明書
・親族分
・発行3ヶ月以内
■収入を証明する書類
・源泉徴収票
・課税証明書 etc.
- 本人、親族ともに基準月収額の1/2以上の収入を証明する!
■申込金
・敷金:家賃×2ヶ月分
・入居月の日割賃料等
貯蓄基準|条件と審査書類
【こんな方にオススメ】
- 一定以上の預貯金の証明ができる方
- 一時払い等でキャッシュを減らしたくない方
- 収入の証明をするのが面倒な方
貯蓄基準制度の条件
家賃の100倍以上の預貯金残高を証明する事により、収入審査が免除になります。
◆ 貯蓄基準制度の条件
■家賃×100倍の預貯金残高を証明する
◆ その他の特記事項
※本人分の預貯金が50倍以上あれば…
■同居者の預貯金との合算も可能
■同居しない親族からによる【貯蓄補給制度】の利用も可能
貯蓄基準制度の審査書類
原則として、発行7日以内の預貯金残高証明書を提出していただきます。
■住民票関係
※上記の通り
■本人確認書類+印鑑等
※上記の通り
■預貯金残高証明書
・家賃×100倍以上の預貯金の証明
・発行7日以内
■申込金
・敷金:家賃×2ヶ月分
・入居月の日割賃料等
※貯蓄補給制度を利用する場合…
■貯蓄補給証明書
・都市機構所定の書式
・親族の実印を押印
■印鑑登録証明書
・親族分
・発行3ヶ月以内
連帯保証|条件と審査書類
【こんな方にオススメ】
※都市機構が定める高齢者等世帯の方
- 満60歳以上の方
- 身体障碍者手帳の交付を受けている方
- 父子、母子世帯の方
- 満18歳以上の学生の方
連帯保証制度の条件
UR都市機構が定める『高齢者等世帯』に該当する方は、基準月収額・基準貯蓄額の1/2以上ない場合でも契約することができます。
◆ 連帯保証制度の条件
■申込者が高齢者等世帯に該当する
■申込者の扶養等親族が連帯保証人になる
■扶養等親族が入居基準をクリアしている
◆ その他の特記事項
■連帯保証人による契約は高齢者等世帯にのみ認められている
■連帯保証人となる親族等は、申込者を現に扶養していることが必要
■親族がUR賃貸の契約者の場合、二部屋分の基準をクリアしている必要がある
連帯保証制度の審査書類
収入審査関係の書類の提出は、連帯保証人となる扶養等親族分のみです。
■住民票関係
※上記の通り
■本人確認書類+印鑑等
※上記の通り
■印鑑登録証明書
・連帯保証人分
・発行3ヶ月以内
■収入審査関係の書類
※以下のいずれか(保証人分)
・収入を証明する書類一式
・預貯金残高証明書
■申込金
・敷金:家賃×2ヶ月分
・入居月の日割賃料等
複数戸|条件と審査書類
【こんな方にオススメ】
- 大学生の子供が住むために父親名義で契約したい
- 高齢のご両親様が住むため息子名義で契約したい
- 収入のない親族のために別の親族名義で契約したい
複数戸契約制度の条件
契約名義人が現在の住宅にお住まいのまま、契約名義人以外の親族のための住宅を契約することができる制度です。
◆ 複数戸契約制度の条件
■親族が入居するための住宅である
■名義人が入居基準をクリアしている
◆ その他の特記事項
■一部に制度対象外の住宅がある
※高齢者向け、若年者向けなど
■入居親族は18歳以上を1名以上含む世帯である
■親族とは6親等内血族と3親等内の姻族をいう
■契約名義人がUR賃貸の契約者の場合、二部屋分の基準をクリアしている必要がある
複数戸契約制度の審査書類
契約者が入居者にならないということ以外は、通常の契約手続きと同じです。
■住民票関係
※上記の通り
■本人確認書類+印鑑等
※上記の通り
■収入審査関係の書類
※以下のいずれか
・収入を証明する書類一式
・預貯金残高証明書
■申込金
・敷金:家賃×2ヶ月分
・入居月の日割賃料等
- 一時払い契約も可能
最後にひとこと…
ここまでご覧いただいたように、収入が基準月収額に満たない場合でも、UR賃貸の入居審査を通す方法は何通りもあります!
何かしらの方法はあるはずです!お気軽にご相談ください!
- 家賃の一年分を前払いする方法が一番簡単
- 本人の収入が少なくても親族の収入を証明すれば大丈夫
- 高齢者、母子家庭世帯は審査に特例がある